ワクチン差別のない老人クラブ活動を!
老人クラブ会員の皆様へ
現在、国において新型コロナワクチンの接種が推進され、高齢者の多くがワクチンを接種している状況にあります。
一方、ワクチン接種を望まれない人も多くいらっしゃいます。その中で、ワクチン接種を行わない人に対する差別的な取扱いが行われるなどの社会問題も発生しています。
厚生労働省は新型コロナワクチンの接種について、「接種を受けることは強制ではありません」として、接種を受ける人の同意がある場合に限り、接種が行われることを広報し、職場や周りの人などへの接種の強制や、接種を受けていない人への差別的な扱いをしないよう国民に呼びかけています。
横浜市老連としても、新型コロナワクチンは、新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、また、重症化を予防する効果が期待されていることから、ワクチン接種を推奨しています。
しかし、様々な事由により受けることができない人もおり、接種を受けていない人が老人クラブの活動などで制限を受けたり、嫌な思いをされるなどの差別が起こることはあってはならないと考えています。
ワクチン差別がない老人クラブとして、これまでと同様、健康づくり、仲間づくりなどの活動を進めていただきますようお願いいたします。
2021年7月28日
公益財団法人横浜市老人クラブ連合会
理事長 烏 田 次 雄